第1章 憂鬱、混乱、そして出逢い
そして無事完成!
「お待たせしました、ご飯できましたよ!」
私は人数分のお皿にすき焼きを均等に分けて
茶碗にご飯を入れ、それらを机に運んだ。
新八「うわー、いい匂いですね、すごく美味しそう!」
銀時「なかなかやるじゃねーか。」
神楽「早速頂くネ!!」
「お口に合うか分からないけど、どうぞ食べてください。それとあそこのワンちゃんのご飯はどうすればいいです?」
そう、万事屋には一匹の大きなワンコがいた。
白くてモフモフで凄く可愛いの。
こんな大きなワンコ見たことなんて無い。
つくづくこの時代を理解出来なかった。
テレビとかあるし、恐るべし…。
神楽「この子は定春っていうネ!定春のご飯はここにあるネ!」
そう言って定春のご飯を出してくれた。
「はい定春、ご飯だよ。」
ご飯を皿に入れると、ワンっ!と私の顔をペロペロと舐めてきた。
「はは、くすぐったいよ定春〜」
新八「定春があんなにすぐに懐くなんて珍しいですね。」
私は定春の餌箱にご飯を入れ終え椅子に腰掛けて
皆で手を合わせご飯を食べた。