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【 銀魂 】徒然なる日々なれど…

第18章 休みの過ごし方は人それぞれ




止まることを知らない笑いは二人の体力をどんどん蝕み、気がつけばヘトヘトになっていた。天音はここに来る前もここに来てからも含め、人生で一番笑ったと言っても過言では無く銀時以上に腹筋がやられていた。


『……もうダメです私…これ以上笑ったら腹筋が……』


銀時「俺なんてさっきの笑いで見ろコレ。ムキムキだから。」


『ちょっ、銀さん何してるんですか!!お、おろしてください!!』


銀時は服の裾を捲りあたかも今割れたかのように腹筋を見せつけた。以前にも似たような事があったが、やはりな男の生身を見るのは刺激が強すぎたようだ。相変わらずウブな天音の反応を見て銀時のドSに火を付けた。


銀時「こんなの見たくらいでそんな反応してたら本番なったらどうすんだよ。」


『本番って何ですか…。』


銀時「そりゃお前、男と女が素っ裸で…」


『あ!!もういいです!それ以上は!!!』


大体想像が付き、聞くのも恥ずかしくどうしようもなかった天音は銀時の言葉に自分の言葉を被せて阻止した。勿論天音にとってそれは妄想ができるような事でも無いが今現在銀時と二人きりという事もありどうしても続きを聞きたくなかった。話を逸らすために本題である副笑いに話題を持ちかけた。だがその言葉は動揺によりちゃんとした言葉にならなかった。


『銀さん、あ、えと、ふ、副笑い、あの…』


銀時「動揺しすぎ。もしかして何か想像してるわけ?」


『そそそ、そんな、わけないじゃないですか、あはは!』


否定はするものの誰がどう見ても明らかに動揺している反応に更に銀時のドSが燃え上がる。


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