第15章 サンタさんってニートみたいなもんだよね
新八「ちょっとォォォ!何許可なく上がり込んだ上にご飯まで食ってんですか!!」
沖田「うおっ、何だこれ超美味いじゃないですかぃ。おいチャイナ、これ誰が作ったんだ?」
新八「人の話を聞けェェ!お前それでも警察かァァ!!」
容赦なく突っ込み続けるも見事にスルーされ沖田は神楽に話しかける。神楽は天音が作ったと伝えれば、また興味も無さそうな返事をして食べ続けた。ひとしきり食べるとフォークを置いて揉み合いをしている銀時と土方の方を見る。
沖田「おーい土方さん、ここにアンタの大好きなお嬢様が作った料理並んでますぜ。」
土方「ま、まじでか。」
銀時「うおっ!!!てめぇいきなり中断すんじゃねぇ危ねぇだろうが!!」
沖田の言葉にすぐに反応し銀時と掴み合っていた手を離す。その反動で銀時は自分が体重を掛けていた方へと倒れかかる。そんな銀時を無視して土方は沖田と同様床へ座り込み料理を食べ始める。
銀時「あっ、おい!!勝手に食ってんじゃねぇ!!」
土方「うっ……!ま、まて、おまっ!!」
天音の愛情篭った料理に勝手に手をつけられ怒り狂う銀時は背後から腕を回し首を占める。それは余りにも無防備な状態からだったため、不意をつかれ抵抗しかできない土方。