第14章 どいつもこいつもイベントイベントってうるさい
銀時への気持ちに気付いた天音だったが、状況はそのままで何も変わらず日々を過ごしていた。
ただその中で変わった事が一つ。気持ちを認めた事で無駄に意識してしまい、例えば何か物を手渡しで銀時に差し出しその時に手なんかが当たろうもんであれば恥ずかしさで手を離してしまい、物が下に落ちる何てことが日常茶飯事起こるということだった。
今まで緊張こそするものの、抱き締められてもそのまま腕の中で大人しかったくせにす好きだとわかった途端この有様だ。
そんな天音の様子を見て、銀時を含め全員が不思議に思っていた。そしてその度銀時のハートに少なからず傷を付けた。
何とも平和な日々を送り季節は冬。今日はあたり一面に広がる雪景色。お大荒れとは行かないが気温は低く天音達は家から出れないでいた。