第11章 居心地の良い家もあれば悪い家もある
そして最後はこの男。
長谷川「はぁ…はぁ…、銀さんよかった…その子俺を不審者だって勘違いしちゃって…はぁ…って、え?無視なのォ!?」
銀時達は長谷川の言葉を最後まで聞かず横を通り過ぎた。
あまりの扱いにサングラスの隙間から涙を流す長谷川。
銀時「神楽、後頼んだぞ〜。」
新八「天音さんもう大丈夫ですよ。僕お茶入れてきますね。」
銀時は怯える天音を連れて新八と共にリビングに入っていった。
その中で神楽だけは踵を返し長谷川の元へ向かう。
それを見た長谷川に笑顔が戻る。
長谷川「ははっ!何だかんだ優しいじゃん!」
神楽「人んちでコソコソ隠れて生活してるようじゃ嫁もいつまで経っても帰ってこないネ。父ちゃんの精子からやり直してこいヨ。」
神楽は真顔でそう吐き捨てて長谷川を玄関から蹴り飛ばした。
長谷川柵にぶち当たりそのまま泡を吹いて気絶してしまった。