第11章 居心地の良い家もあれば悪い家もある
天音「そ、そんなの信用出来ません、けっ警察に…」
長谷川「待って待って!!本当だから!!」
天音「きゃあああ!来ないでー!!!」
電話を持って新撰組に連絡をしようとする天音を止めるべく長谷川は部屋中追いかけ回す。
もちろん信用する訳もなく、待つ訳もなく天音も部屋中走り回り、小さな家の一室で運動会が始まる。
バタバタと騒音に悩まされ落ち着いて眠りにつけない定春は眉を下げるのであった。
猿飛「ちょっとアンタ達!将来のアタシの家で暴れないでくれる!?」
その運動会に猿飛も加わり更に家中が騒がしくなる。
良いのか悪いのかこんなタイミングで帰ってきた銀時達は一体家の中で何が起こっているのかと玄関で三人揃ってフリーズしていた。
新八「………やけに騒がしいですね。家にいるの天音さんと定春だけなのに。」
神楽「二人で追いかけっこでもしてるんじゃネ。」
銀時「じゃあ何でこんな人の声が聞こえんだ。幻聴なの?銀さん老いちゃったの?」
そう言って銀時は玄関へ手を伸ばし、開けて三人は家へと入った。