第9章 頭を回転させるにはやはり糖分が必要
天音「ちょっと銀さん待ってくださいよー!」
急いで銀時の後を追う天音。
二人は店に戻り残っているあんみつを完食し、店主にごちそうさまと挨拶をして甘味処を後にする。
二人が帰っていく姿を物陰で見ていた高杉は口端を上げた後その場から離れていった。
天音「はぁ〜本当に美味しかったです。また行きましょうね銀さん、今度は私の奢りで。」
銀時「しつけぇなお前も。そんなに銀さんに恥かかせたいの?泣いちゃうよ?」
天音「もう!そういうんじゃ無いのに!」
銀時「わーったわーった!!じゃあ次は頼むぜ。」
天音「はいっ!」
やっと折れた銀時に天音はニカっと笑う。
それを見て頭をポリポリと掻く。
そして帰りに寄り道をして、新八と神楽にと軽いお土産を買って帰るのであった。