第8章 日本には四季がある
その頃、天音と土方は何をするでもなくおかずが皿から無くなっている事など忘れ、会話を楽しんでいた。
その二人をようやく見つけた銀時が土方の後に立つ。
銀時「ひーじかーたくーん?」
土方「うぉわっっ!!」
いきなり背後から声をかけられて驚きの余り持っていた皿や箸をどこかへ飛ばしてしまった。
天音も驚いたが土方程ではなかった。
それよりも目が覚めた事に安堵するのだった。
天音「銀さん目覚めたんですね!なかなか起きてこないから死んじゃったかと思いました。」
銀時「勝手に銀さん殺さないでね?気絶しただけだから。普段は気絶しないけどね?あの時はたまたまだからね?銀さんが本気だしたら超強いからね?」
土方「もういいわ!しつけぇよ!」
銀時「あの鬼の副長たるものが俺の気配に気付かないなんて落ちぶれたもんですなぁ〜。」
さっきの仕返しと言わんばかりにニヤニヤしながら満面の笑みで土方を侮辱する銀時。