第8章 日本には四季がある
天音「はい、土方さん。食べたい物他にもあったら言ってくださいね、私取りますから。」
土方「ん。サンキューな。」
天音の横にいるせいか少しぎこちない様子の土方。それを見て近藤と沖田がニヤニヤと笑っている。
まともに相手をしていたら、次も何を言われるか分からないと思い見て見ぬふりをする。
それでも飽きずにずっとニヤニヤしながら土方を見つめる。
土方「っんだよさっきから!!食いにくいだろーが!!」
遂に痺れを切らし怒鳴る土方だが、ニヤニヤは治まる事なくコソコソと何やら話している。
その状況に耐えられなくなった土方は皿を持ち立ち上がってその場を去って何処かへ行ってしまった。
天音「あっちょっと土方さん!」
天音はまだ土方の身体が心配で走って追いかける。
それをただ黙って真顔で見つめる沖田と、優しい目で見つめる近藤だった。