第8章 日本には四季がある
沖田「おい、準備整いましたぜ。」
天音「はや!さすが新撰組です!」
沖田が三人を呼びに来る。
そしてシートの上には蓋が開けられた沢山の弁当のおかずがずらりと並んでいた。
何から食べようか迷ってしまうくらいだ。
神楽「キャホーゥ!!これ全部食べていいアルか!!」
沖田「言い訳ねーだろ。ご一緒する分際で全部食うたぁ相変わらず礼儀のなってねぇガキだな。」
神楽「あぁん!?お前もガキと変わんねーだろー!」
消えていた険悪ムードが舞い降り、遂に神楽と沖田の戦闘が始まった。
凄まじい速さと勢いに天音はパニックになる。
先程の銀時と土方の言い合いとは訳が違うと言葉にならない声で新八に助けを求める。
新八「大丈夫ですよいつもの事ですから。」
天音「いつもって…やっぱりあの二人ギャップ凄すぎる…」
しばらく大丈夫かなと不安で二人を見ていたが
あの戦闘を自分に止められるわけもなく諦めるしかなかった天音は、新八と共に用意されたおかずやおにぎりを頂いた。