第7章 何事も経験あるのみ
天音「………告白?されちゃったんですけど…」
それを聞いた瞬間銀時は、手に持っていたイチゴ牛乳のパックを床に落とし、新八達は開いた口が塞がらないでいた。
銀時の反応に酷く驚いた天音は何事かとあたふたし始める。
天音「ちょっ銀さん、何やってるんですか服がびちゃびちゃに……って、銀さん…?」
イチゴ牛乳を盛大にぶちまけ、その上服にかかり着物に薄いピンク色が広がる。
それでもピクりともしない銀時を見て天音は心配になり顔をのぞきこもうとした時、お妙が天音に声をかけた。
妙「天音ちゃん、ちょっといいかしら?」
天音「え?はい、でも銀さんが…」
妙「新ちゃん、銀さんの事、よろしくね。」
新八「あっ、はい!」
銀時の事は新八に任せ、天音に着いくるように促すお妙。
訳も分からず、渋々天音は銀時達がいる部屋から出てお妙と共に外へ出た。