第6章 忘れたい物事ほど思い出す
天音「土方さんの事は好きですよ?」
銀時「!?!?!?!?」
天音「でもそれは多分人としてっていうか…恋愛とかとはまた違う部類ので…って言っても恋愛した事無いやつが言うような事じゃないんですけどね。」
銀時は一瞬崖の底に突き落とされたような感情に陥ったが、後の言葉で復活、胸を撫で下ろした。
そんな銀時の気も知らず天音は再び
恋愛というのはどういうものなのか、考えていた。
天音「私もいつかは恋をして、傷付いて、それでもまた恋をして…結婚とかしたりするのかなぁ。」
遠くを見つめながら天音は呟いた。
そういう事を考えていると、無性に恋愛というものを
一度経験してみたくなる天音であった。