第5章 相手の気持ちなんて結局は相手本人にしか分からない
土方「ごちそーさん。また来る。」
店員「しっかりやるんだよ〜!!」
土方「チッ、大きなお世話だよ、じゃーな。」
天音「そんなカリカリしてどうしたんですか?」
土方「なんもねぇよ、こっちの話だ。」
そんな事を言われてもどうしろってんだ、そう思い
一人でずっと考え込んでいた。
そんな土方を不思議そうに見つめる天音。
予想以上に深く考え込む土方は、時間が経つのも忘れ
何処に向かって歩いてるのかすら分からなかった。
天音はひたすら土方の横を着いて歩く。
意味も無く歩いているためどんどんと
訳のわからない道へ入っていく。
さすがに心配になった天音は土方に声を掛けた。