第1章 憂鬱、混乱、そして出逢い
「あ、はい、あの、えーっと…」
?「おお!悪い悪い、俺は近藤勲、この新撰組の局長をやっている。そしてコイツは沖田総悟。一番隊隊長だ。」
近藤さんに沖田さん、局長と隊長…。
なんかすごい、私なんて所に来てしまったんだろう。
さっきより遥かにアウェイだ。
近藤「まぁ、今日はゆっくり休んで行ってくれ!遠慮はいらないぞ!」
「え、いや、でも…」
沖田「近藤さんはああ言ったら言うこと聞きませんぜ。一日くらいお言葉に甘えときな。それに倒れるくらいだ、そのままだとまた倒れちまうぜ。」
それでも少し迷った。
しかしここを出たところで、行く宛なんて無い。
明日の事は明日になってからにしようと思った。
今日一日はこの人達の優しさに甘える事にした。