第72章 緊急 ホテル帰還
相葉視点
「食べれる物 ほかにないかな?」
リンゴ バナナ キウイだね ブドウ これは…
目に入るものを皿にのせていく。
M「そんなに いろいろ持って来ても食べれないと思うよ」
頬杖ついている潤ちゃんの口角が上がる。
(あ…)
思った以上に山盛りになったフルーツたち
(また乗せ過ぎた…)
そうっとニノの前に皿を置く。
無言でさっきのモモを食べているニノ。
(はぁ~ 乗せ過ぎ!って小言もないのかぁ…)
ヤレヤレな顔の日翅ちゃん。
「だって 反応がないから…」
取ったものは食べないと だから 皿に乗せたリンゴを一つ口に入れる。
(あの黒いシミだってさ…)
N「それ おいしい?」
ニノの声が背後から聞こえた。
振り向くと俺の方を指さすニノ。
(なに?)
指さしている先を目で見ると
あ!「リンゴ?」
返事はないけど 少し顔が動いたき出した。
「おいしいよ!」
ニノの手が動く。
「待って 食べかけじゃ なくて」
食べかけを咥え
置いた皿の中のリンゴにピックを刺して
「はい!!」
ニノの皿に置く。
無言だったけどリンゴをかじってくれた。
(うれしい やっと食べたいって 言ってくれた
それにリンゴなら栄養もあるし!なんて言ったけ 医者いらず?)
ゴホッ ゴホッ
いきなりニノが咽る。
「ニノ!」
ニノの背中に手を持っていく。
!!
痛みとは違うなにかビクッとする気を感じた。
(今のなに?)
両手をグーパーしながら何度も見る。
(静電気?夏に?)
ゴホッ ゴホッホッ ゴホッ
せきこみつづけるニノ。
M「大丈夫か?」
ニノの背中を普通にさすっている潤ちゃん。
(ぇ? なんで ニノに触れるの? 俺は触れなかったのに…)
さすっている潤ちゃんの表情が険しくなる。
M「浜地さん呼んできて!」
マジ声を上げる松潤。
「あっ うん 呼んでくる!」
その声を聴いて走りだす。