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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第64章 着替え


浜地視点


 ありがとう 感謝の言葉が 会場を包み込む



次は衣装を替えして 挨拶をしてフィナーレ


メインステージの中央階段裏に立って、下りてくるメンバーをお迎えするのが この時間の役目。

 櫻井さんが一番に降りてきた。


「お疲れ様です」


S「うん!」
 櫻井さんは小走りでじぶんのスペースに入って行く。


(問題なし)

次に来た二宮さん

「お疲れ様です」

二宮さんはヒラっと手を振って歩いて行く。


(ああ 問題ありすぎて ドコを補てんするか…)

先に御度にて召喚した式神を微調整する。


O「浜ちゃん」
 大野さんの声。


「はい!」

振り向くと「今は ニノと一緒にいて」っとほほ笑む大野さん。


(しかし ココは私の持ち場で…)



A「おっとっと」
 階段の所で相葉さんの声がした。


(あ 相葉さんも…)


O「いいから 早く…」
 大野さんが急かすようにもう一度背中を押す。




M『 みんな 最高のぉ 』
 松本さんの声が聞こえた。

 大野さんがジッと見つめてくる。

(そんな目で私を見ないでください…)
視線を離すと、フラフラ歩く二宮さんの背中が見えた。

(お傍にいないといけないか…)


O「潤には俺からよろしく言っとく」


「え? じゃ よろしくお願いします」
大野さんに一礼して、持ち場を離れる。

O「よろしくぅ」
 少し御フザケ調の声で送り出してくれた。






「さ 一緒に…」


N「持ち場 勝手に動くなよ…」


「大野さんに 行けっと言われましたので」


N「おせっかい おじさんだこと…」
 毒つきながら 着ている衣装を脱ぎ捨てる二宮さん。
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