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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第60章 嵐 コンサート 後半戦


二宮視点

照明の色が変わり〝CARNIVAL NIGHT part2〟のイントロが始める。

「イベント してくださいよ」
大野さんにカメラに向かっての行動を注意しに行く。

M『Everybody! Come on!』
 潤くんの煽りが入る。

大野さんはイヤモニを触りながら下を向く。

(聞いてないし!)


『 C・A・R・NI・val、ナイッ!』
潤くんや翔さんの掛け声。

『もっと』
観客に向かって アオル。

『 C-A-R-N-I-V-A-L  ナイッ』
相葉さんの声も聞こえてきた。

『 もっと 』
二度目の煽り。


M『 シィ エー ァル ナァイ ブィ エ エル ナイッ』
 相葉さんに言ったつもりが、潤くんが食いついた。


M「フゥゥウ゛ゥ」
 潤くんが大きく息を吐き出す。

(テンション高い潤くんもカッコイイですよ)

A『 きらめくマチ 輝くヨル 待ちわびた 』

 ここからは ファンの団扇リクエストに応えながら 全員集合して 一緒に移動する。

 相葉さんが近くにいるだけで、こんなに 空気が温かい気がする。

(やっぱ マジで体の調子悪いわ…)


メインステージに帰って来た。

(さ! 大野さんの一大イベントですよ)

S『 COME ON EVERYBODY LET'S GET DANCE YEAH』


M『よし リーダー』
 潤くんが大野さんの肩を力強く持つ。

O「あぁ…」

 潤くんが大野さんの衣装の上着を脱がそうしているけど、なかなか脱げない。

「大丈夫ですか?マイク持ちましょうか?」
声をかけると、大野さんがマイクが近づいてきたから 受け取る。


M『リーダー リーダー 準備はイイですか?』
 潤くんが大野さんの口元にマイクを近づけた。

O『いけますよ』
 意気込みを言う大野さん。


M『うちのリーダーが見せるぜ』

 肘から先を大きく振り、膝を何度も掘進させ、軽く飛び跳ね、潤くんの合図で、大きく息を吸い 胸を張り「せーの!」と声をあげ、一気に後ろにジャンプして、綺麗な弧のバック転をした。


『おーー』(出来たね)


A『ほぉぉぉおお』
M『これ、うちのリーダー』
 相葉さんと潤くんが大野さんの側に行く。

S「Yeah! Yeah! Yeah!」
 翔さんも安定した声を出した。

(ん 問題ないね)
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