第25章 専属は　簡易キッチンで

吉桜視点

浜地「アイスカフェオレでしたね？」
　浜地さんが手のひらを上にする。


（豆ですね）「はい…」
コーヒー豆を差し出す。


浜地「ミルクを持って来てください」
　豆を受けとると指示をくれる浜地さん。

「はい」
急いで冷蔵庫に取りに行く。



冷蔵庫からミルク瓶を一本出して、トレイにのせる。

（アイスカフェオレだから、氷入れていこう）

少し大きめのグラスに氷を入れトレイにのせる。


🎵～
　ポットから沸騰を知らせる音が聞こえる。


（お湯が沸いた！）


ミルク瓶とグラスの乗ったトレイをもって浜地さんに近付く。


　浜地さんが優雅にコーヒーをいれている。


（わー良い香り♡　それにいつ見ても、優雅～

　翔さまにもあーやって　いつか淹れれたら…

　おっと！　見とれてちゃダメだ）


「お待たせしました」
浜地さんの邪魔にならないテーブルの隅にトレイを置く。


浜地「大野さんの分ですか？」
　浜地さんがお湯を注ぎながら質問してきた。

「え？あ、はい　さっき櫻井さんが指を二本立ててましたので」（たぶん　大野さんの分だと）


浜地「やはりそうですか？松本さんはリクエスト何かいいましたか？」

「いえ　何もおっしゃってません」

浜地「そうですか
　　　なら　もう二つ氷入りのグラス用意していただけますか？」


「二つですか？」

浜地「松本さんが特にリクエストしない時は水か、ブラックです。二宮さんはホットミルクティーをご希望です
　　ちなみに相葉くんはアイスのミルクティです」



「ミルクティーならミルクを温めてきます。どれくらい温めますか？」


浜地「ありがとうございます
　耐熱のカップに200くらいお願いできますか？」

「はい」
計量カップにミルクを入れ、レンジの行く。　



レンジにミルクをセットして温めを押す。




「温まりました」
ミルクを浜地さんに運ぶ。


浜地「ガムシロップを入れて混ぜててください」


「いくつ入れますか？」


浜地「少し甘めにしますので、二つ入れてください」


「わかりました！」
ガムシロップをミルクに入れる。


「混ぜました！　どうぞ！」


浜地「ありがとう…」
　ミルクを蒸らし中の紅茶の中に入れる。


（ミルクティーって、あぁやって作るんだぁ）