第109章 一時　退席　と言う事で！

松本視点

Ｏ『〝嵐〟としては、やっと、仕事が回せる地位に立ちました。

　　人の時間は儚いものです。　でも、だから、愛おしい
　　嵐として立つことが出来た　これからの歩(あゆみ)を
　　どうか　見守ってください　導いてください』
　堂々と立つリーダーの背中。


（かなわないよ…　大きいよ　ほんと　俺たちのリーダーだよ）



Ｏ『イケメンぞろいの　ジャニーズ事務所　所属
　　平均年齢30越え　超自然体 アイドル　嵐の『大野智』です！』
　挨拶を言いきるリーダー。


（終わり方は　変えてないんだね！）

効果音　キラン！！と　キラキラの輝きがリーダー囲う。


（おし！うまくいってる。これがコンサートでもできたら、最高なんだが…）




Ｓ『　精霊様　』
　翔くんが一歩前に出る。


（モモ　準備いいか？）

｛問題ない｝




Ｓ『我々嵐は　人界で１５年記念の演武を行います。

　　しばし、席を外し、準備をいたします。

　　お気持ちが向きましたら、器の我々の演武をご観覧ください。

　　では、失礼します』
　翔くんが胸に手を当て頭を下げる。




モモの大きな尾がメンバーを包み込む。





　尾の長い小さいフワフワがメンバーの肩をぴょんぴょん飛び移る。

俺の肩に乗ったとき｛微力ですが私もいます｝と声が聞こえた。


（この声は、お嬢？）


｛　人界へ帰還　｝
モモの宣言で、宴の席から体が浮く。




　手を降るカハラ様。