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君に唄う

第2章 俺は唄う


「好き」

君の言葉は僕の心に響いた。

君のことはとても大切だ。

でも俺には愛する人が居る。

君はずっと俺のことを

恋愛感情を抱いて見てくれていたのだろうか。

俺は気づかなかった。

早く気付いてあげていたら 

こんなにも君のことを傷つけることは無かったのだろうか。

俺にとってこの別れは

予想よりも遥かにつらいものになった。

君の想いには答えられないけれど

今まで君と作ってきた思い出は本当に大事で

一生忘れられない存在になったよ。

君も俺のこと 忘れたりしないでしょ?

俺は涙を見られたくなかったから

すこしうつむいて

最後の別れを言った。









君は元気だろうか。

俺のこと 覚えてるかな。

俺はときどき

君の写真を見て 涙を流しているよ。

今日はいい天気。

こんな澄んだ空の日は

君が俺に何かを伝えようとしているように感じる。

そして俺は元気を出す。



今 君の唄がきこえた気がした。

君の上手な唄

俺も唄う

君のためにー
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