第2章 キャスト決定!
お昼も連れてってもらって、
お家まで車で送っていただいて。
そら「ありがとうございました。楽しかったです」
ほんとに楽しかったから自然と口角が上がってしまう。
高校の時の時の皆さんの話が聞けて面白かった。
澤「いやいや、こっちこそ付き合ってもらって悪いな。
俺も楽しかったし、今度はそらの話聞かせてくれよな」
そら「まぁ、はい。気が向いたら」
澤「おう。じゃあまた連絡する。またな」
そら「お疲れ様でした!」
大地さんの白い車が角を曲がる。
家に着いてホッとして、インスタントコーヒーを入れて、
完全にオフモード。
あと1時間くらいしたら、バイトに行かなきゃいけない。
それまで、少し本を読もう。