第2章 キャスト決定!
そら「おはようございまーす」
部室のドアを開けると、田中と西谷が剣を使い
戦いをしている
そら「えっと…まず…何それ?」
西「おうそら!なんか届いたんだよ!」
田「開けたら新しい剣と甲冑入ってんだ!
そりゃ着るだろ!」
そら「や、でもさ。大地さんとか、岩泉さんとか…来たら怒られるでしょ。
まず、届いたもの開けちゃダメでしょ。」
田「閉じられたものは開けるためにあるだろう」
西「そうだぜ!そら!」
そら「……私は止めたからね。」
小さくため息をつくそらの言葉も聞きもせずに
また剣を振るう。
いつもの窓際の席に座り、本を取り出す。
そしてそらはニヤリと笑うと、
そら「あ、大地さん」
田/西「ビクッ!!!」
いそいそと、甲冑を脱いだり剣をダンボールに詰めたりと忙しそうだ。
そこに嬉しいのか嬉しくないのかわからないびっくりが起きた。
「おはよーございまーす」
ゆっくりと扉が開く。
この声は!!!
ピシィッッ___と背筋が凍る2人。
そら「私は止めたからねー
力くん?」
ドアを開いた私たち二年生の頭領(ドン)は
拳を固め、わなわなと震えている。
まぁ来た道具を勝手に開けて、
それを使ったのだから自業自得だろう。
縁「何やってんだよ!!
壊したらどうする!!」
そら「縁下せんせー!
田中君たち部内で戦いごっこしてました〜」
田「あっテメッ!そら!
裏切ったな!!」
西「縁下!これには訳があってなっ……」
2人には目もくれずに本を開く。
ここから先は、頭領(ドン)の役目だ
縁「弁解の余地があるなら、言ってみろ?
どんな理由があるのか聞くだけ聞いてやる。」
案の定怒られました(бν<)〜★