第1章 Bir
ガラガラ(キャリーバッグを引く音)
:っ!!
ようやく会えたのだ。
リョーマ:おかえりネェちゃん、向こうのサッカーは満足した?
:ただいまリョーマ!
そりゃぁね、こことは比べ物にならない位凄かった。
は、3歳の時からサッカーをやっている。
彼女が小三のころ、
が通っていたジュニアチームにスペインのクラブチームの監督が をスカウトしに来た。
もちろん親には大反対されたが、リョーマが
[リョーマ:いいじゃん、やれば?なんで反対すんの?別に俺らが決めるんじゃなんてネェちゃんが決めるべきだろ?]
とても、小一の言葉とは、思えない