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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第1章 ☆捨てられないキミ(御堂筋翔*夢)[きいろシリーズ①]完結


いつも通り
差し入れを済まして帰ろうとした時

「布施〜!遅いやん…何してたん?」

クラスメートの新田くん?
断ったハズなのに…なんで?

「…帰ろ?な?暗なるし送ったるよ」

何故か怖いと感じた

『ううん!大丈夫!
1人で帰れるから!またね!』

いつも通り笑顔でサヨナラして
終わりだと思ってた
のが、甘かった

「冷たくすんなよ…
送ったる言うてるやろ?」

新田くんの手が私の腕を掴む

『えっと…本当大丈夫やから…ね?』

「メッチャ待ってたんやで?
俺が大丈夫ちゃうわ…
帰るくらいえーやろ?」

腕を掴む力がドンドン強くなる

『痛…わかったから…離して…』

怖くなって仕方なくそう言うと

「ごめんごめん(笑)ほな、行こうか?」

新田くんはニコニコ笑って手を離した

「なぁ、こんな時間まで何してたん?」

世間話も尽きた頃新田くんが切り出す

『え?チョット…用事?』

曖昧に返事をすると

「御堂筋とおったんやろ?
二人きりでなにしてたん?」

新田くんがニヤニヤしながら
こっちを見てた
ゾクリと背中が冷たくなる

「御堂筋と付き合ってるん?
もしかしてもうヤッたん?」

この人…なに言ってるの?

『私と御堂筋くんはそんなんじゃ…』

「あっそーなん?ほな俺がこんなんしても
御堂筋に恨まれずに済むなー
俺アイツこわーて苦手やねん…
なんもないならそれでえーわ」

新田くんの手が肩に回ってきて
そのまま胸板に押し付けられた

『ヤダ!!離して!』

「なんで?いーやん、これくらい。
日頃散々あおっといて…
それとももっとして
欲しいってフリか?(笑)」

背中に回された手が
腰から徐々に下に下がっていく

『本当ヤダ!やめて!』

新田くんを思い切り突き飛ばして
思い切り走って逃げた

「おぃ!待てよ!」

後ろでする声も聞こえないフリして
家までダッシュした
家に入り鍵を閉め床にへたり込む
震えが止まらない。

これからどうしよう…

一睡も出来ないまま夜があける
眠い目をこすって登校した

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