一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
不機嫌ぶる俺に
オロオロして眉とか下げて
唇を近付けて来るけど
真っ赤になって
身体が止まる
「姫凪ー?」
『は、はい!
大丈夫!あの…スグ…出来…る…ン…ん~…』
止められない止まらない
可愛過ぎて
「…無理すんなって
てゆっか、その顔…スゲェ唆る…
姫凪、キス…シテ?」
ツボでしかないんだよ
言葉を遮り強引に奪った
唇を離し
アンタからのキスを待つ
『…生意気…なんだから…』
蕩けた顔してるくせに
必死に大人ぶる姫凪が
これまた可愛くて
「なに?
生意気じゃ駄目?
年下の生意気男子は
お嫌いなんスかー?」
苛めたくて仕方なくなる
ほらほら
早く俺に縋って来てよ
その仕草がマジでツボ…
『…私にだけ…なら
嫌いじゃない…とか、言ってみたり、して…』
「はぃ!?」
おい!そんな不意打ち想定外だぞ!
俺は基本
自分のペースに引き込んで
翻弄しながら
主導権握るスタイルだから
上手く言葉が返せない
どうしてくれるんだ!?