一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
でも、無理してるって誤解だけは
して欲しくないから
「アンタに合せる事が出来るのも
俺(カレシ)の特権だしさ
俺らのハジメテは
どっちも無理しねぇのが
ヤッパ理想…つーか、さ
そうしたいから、別に今我慢すんのは
…無理じゃねぇから」
飾らず気取らず
思ったまま心を伝える
『…堅治、カッコよすぎ…
どっちが年上か分かんない…』
腕の中の身体の震えは静かになり
甘ったるい声が心臓に
響く様に届く
「年のこと気にし過ぎ。
別に上でも下でも関係ないって
俺は俺で
姫凪は姫凪なんだしさ」
ちょっと大人びたセリフを吐いて
唇を奪う
このまま我慢はしつつも
甘々タイム、とか
浮かれてたのに
『…うん…』
思ったよりも
テンションが上がってなさ気な声に
「なんだよ?なんか不満あんの?」
姫凪の顔色を伺う様に
目を覗き込む
『別に…そう言うんじゃ
ないんだ、けど…』
オイオイ。
なんかメチャクチャ不機嫌っぽくね?
なんで??!