第50章 年下男子はお嫌いデスカ？（二口堅治）完結

俺の唇も姫凪の耳に
近付けて

「気持ち良くなりたいって
言ってみ？」

低く囁いてみる

カチコチな俺のオレに
負けないくらい
ガッチガチな姫凪の身体が
愛しくて仕方ねぇ
慣れてないのも本当みたいで
それもまた俺のテンションを
上げていく
このまま色々ヤリたいし
ヤられたい
時間はあまりあるくらいあるんだ
出来れば過去一キモチイ事して
もう他の奴なんかで
満足出来なくなるくらい
クタクタのメロメロしたい

「言えねぇなら
無理矢理引き出すけど」

もうマテ出来る状況じゃねぇ

体勢を変えて姫凪を
床に組み敷いて
体重を掛けると

『堅治…無理ぃ…』

胸が押し返され
か細い声が唇から赤い溢れた

姫凪の抵抗する力なんか
たかが知れてるし
ぶっちゃけビクともしないけど

『チョット、待って…』

震えた声はどんなバカ力より
俺の欲に効果抜群だ。

「…なに？
そんなビビんなくても
痛くしたりはしないぜ？」