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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


ボーッとしてる場合じゃねぇ
追いかけねぇと!

そう思って走り出そうとした俺を

「待って!堅治くん!」

サクラさんが引き止める

「あぁ、ゴメン。
シフトの事だろ?
携帯忘れて…とりあえず
後で見るから…」
「違う!」

俺の声を遮って
しがみつく身体

「サクラさん?」

「シフトなんて口実…
逢いたいから来ただけ…」

今にも泣きそうな声に
胸はズキリと痛くなる

「布施さんの所に…
行かないで
もう追わないで良いじゃない
私が…居るじゃん…」

シッカリ抱き着かれた身体から
伝わる気持ちと熱
ここまで真っ直ぐ
気持ちを伝えられた事はなくて
この人を悲しませたくないって
思ってしまいそうになるけど

「ゴメン。
追わない選択はねぇよ
俺が好きなのは

…姫凪だから」

目の前のサクラさんの
涙顔より
去り際に微かに見えた
姫凪の顔が
頭から離れない
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