一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
ん?待てよ…これって
もしかして…
「姫凪、さ…
実はメチャクチャ妬いてた?
喧嘩する前からも
サクラさんと話してるのとか見て
モヤモヤしちゃってたり…する?」
『!!!?』
うわっ!分かりやすっ!
てゆっかあんなスマした顔してたのに
めっちゃ妬いてたとか
可愛過ぎんだろ!
あー!なんで気付かんかな、俺のアホ!
カッコつけて大人ぶってた自分が
悔しくて情けないけど
「へーぇ?
そんな妬いてたんだ?
何で言ってくんなかったわけー?」
浮かれが止まんねぇよ
「なぁ?なんで?」
顎を跳ね上げる俺に
オドオドしながら
『だって…年上なのに
甘えたり…妬いたり
束縛したりしたら…重くて
嫌われないか、心配だったんだもん…
絶対堅治…モテるし、さ』
「それマジで言ってんの?」
今まで溜め込んでた
気持ちを吐き出す姫凪
まぁ、その不安全部
勘違いなんだけどな
『そうよ!笑うなら笑いなさいよー!』
「は?別に笑わねぇよ」