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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


私の自業自得の痛みと

「俺を責めて良いよ
嫌っても良い…
布施さんが振り向かない事は
分かってる
だから…二口に取られるくらいなら
引き裂いてしまいたかった…ごめん」

堅治の痛みや傷は違う
きっと酷く傷付いた

好きだって言ってくれたのに
私も好きって言ったのに

真実が隠れてしまうほど
私が意地を張ったから
店長さんの言葉を信じてしまうような
態度を私がしてしまった

裏切られたと思って当然だよ…

泣かないように
噛み締めた唇から鈍い味がする

何を言っても
もう信じて貰えないかも知れない

意地っ張りな私より
サクラちゃんの方が良いって
思われても仕方ない

全部、全部…
私が素直になれなかったから…

店長さんへの怒りはない
後悔だけが頭を巡って

「布施さん、ごめん」

店長さんの声を耳が拒否する
聞きたいのは
その声じゃない

私が話したいのは
聞きたいのは

「…隠れんぼにしては
隠れる所シュミ悪過ぎ…」

この声…え?!
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