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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結


堅治もサクラちゃんも
自然体というか
並んでいる事に違和感なくて
もし、この二人が
"付き合ってます"って言ったら
100人が100人納得しそうで

胸がシクシク痛んで
上がってくる涙で
せっかくのスコーンの甘味が
かき消されて行く
そんな私に気付いたのか

「布施さん
顔暗いよ?」

注文を取りに行った帰りの
店長さんが頭を撫でて
立ち止まる

『すいません、平気なので』

「本当に?」

『…はい』

ウソばっかり
今にも泣いちゃいそうで
ここから逃げ出したくて
堪らないのに

「…残りお持ち帰り様に包みますか?」

『大丈夫…待っててって言われ…て』

何強がってるんだろう

仲良さそうな二人を見たくない
でも…
約束…したから

「あ、こら!
ベタベタすんなし!」

「なんでー?良いじゃん、ケチ!」

…やっぱり駄目。
ここに居たら泣いちゃう
泣いて迷惑掛けて
嫌われちゃうよ

『…持ち帰ります。
会計、お願いします』

「はい、分かりました
…オマケでもっと甘いの入れときますから」
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