一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
ヘビースモーカーで
煙の向こうは
顰めっ面がデフォの冷血漢の俺
騒がしくて
無謀で無防備で鈍感で
涙脆い小さなお前
似合わない?
良いんだよ。
水と油でも
月とスッポンでも
なんでも。
コイツが笑えば
煙の向こう側の
顰めっ面は甘く優しく融かされるから
無愛想な顔も
お前の前では
どこまでも甘く
誰よりも優しくなれる
きっとこれからも
それは変わらない
たった一人の前でだけ
俺の心は融かされる
な?言うほど似合ってなくないだろ?
つーか…
お前にだけしか似合わない
なんて、結構良くねぇか?
レアもきっと常になる
お前の瞳の先には俺が居る
照れ臭そうに煙で笑みを
隠しながら
ずっとずっと
隣(ソコ)に居る