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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)


俺を見上げる姫凪は
泣いて崩れてたメイクの面影は
残ってなくて

淡い色を貴重とした
ゆるふわな可愛いメイクに変えられてた

可愛いんだけどよ?
なんかムカムカするのは

『…し、白布さんだぁ!
ホンモノだ…来てくれたの?』

トコトコ近付いて来て
少し距離を置きつつも
嬉しそうに笑う姫凪から

「…甘ったる…
どこのシャンプー使ったよ…
このバカオンナ」

天童さんの香りがバッチリ
付きまくってるからだ!

また性懲りもなく
男の部屋で風呂なんか入りやがって…
湯上がり見せるとか
俺だけで良いっての。

眉間に深くシワを刻む俺

チョットはソワソワしろってんだ
"怒らせた?"とかなんとか
焦ればいい…

ムスッと口角を下げて
不機嫌をアピってみる、けど。

『探してくれてた?
追いかけて…くれたの…?』

…チッ。
なんだよ、その顔…
嬉しそうにしてんなよ
泣かせたのに
傷付けたのに
甘く登場も出来なかったのに

『白布さん…来てくれた…
探してくれた…!!
嬉しい…』

お前の甘さに
不機嫌はどこへやら。
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