一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
でも、きっとアイツは
姫凪は
「悪ぃ、姫凪待たしてるから
俺行くわ
鍵、その辺にあるから
掛けて帰れ。
俺は姫凪に渡した
合鍵で入れっから。
ナナ…ごめんな」
追いかけて来いって
似合うのは自分だって叫べって
思ってるよな
「なんで?
似合ってないよ…
絶対面倒くさいでしょ?」
「…俺の隣は姫凪しか駄目だ
つーか、アイツの隣に
他の男が居るのが嫌
俺がアイツの隣に居たいんだよ
だから…面倒臭くない
似合ってなくても
アイツが笑うなら…別に…
良い…つーか…。」
クソ恥ずいし
らしくないのは分かってるけど
俺がハッキリ伝えなきゃ
きっとこの関係は終わらない
「今までありがとな」
ナナを置いてリビングを出て
まだ近くにある香りを辿り
「姫凪!待て!
姫凪…俺…」
小さな背中を呼び止めた
「さっきは…変な所見せた…
ただ、アイツとは…
なんつーか…」