一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
決して可愛いって顔してないのに
なんか小動物みたいで
こう、ギュムッとしちゃいたくなる
このオーラは…やばい!やばいヨ!!
「そんな事思い出さなくて良いカラ!
とりあえずお風呂でサッパリしてきなヨ!
俺こう見えても
女の子に魔法かけンの上手いから!
賢二郎もメロメロになる程
可愛く変身させたげる!」
『…本当?!
白布さんがメロメロ?!
どうやって?!』
「こ、こう見えても
女子の髪とか弄るの得意なんだヨ!
メイクするのも好きだし
賢二郎好みにしてあげるから
行っといで!!」
キラキラ見てくる姫凪チャンを
無理矢理引き剥がして
お風呂場に追い払い
キッチンでタバコをふかす
まさか自分が
いつかの賢二郎と同じ道を辿ってるとは
夢にも思わないで
気持ちも気分も
リセットした気になってた
『天童さーん
タオルないー!』
「あー、ごめんごめん!
一回戻って待ってて?
あ!元カノの置土産で悪いけど
新品のパンツとかあげるから
汚れ物は適当に洗濯機に入れなね
洗って返してあげるから」