一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
『知ってるし…!
イチイチ言わなくても
もう会わないんだから
どうぞご安心クダサイー!
アリガト!
金輪際サヨナラ!』
「おい、コラ
何ムキになってんだよ
もう外暗いから
チョット待ってろ!
部室の鍵返したら駅まで送る」
『要らない!!
余計なお世話!バーカ!』
バタンと閉まる部室のドア
バカ?
はぁ?あンのクソガキ…!
出たゴミと背広とカバン
なんか出勤前のゴミ出しさながらな
格好で部室を飛び出し
部室の鍵を職員室に返し
ゴミ袋を大きなダストボックスに放り込んで
もう見えない背中を追った