一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
頬袋でもあるのか?ってくらい
モゴモゴさせて必死に口の中の
大福を喉に落としていく様を見て
笑い転げてると
『うるさい!
かじった所とか見られたら
なんか嫌だし
制服白だから苺の汁とか付いたら
大変だし…』
大福をやっと飲込んだ口で
俺に噛み付いてくる
「唇真っ白は良いのかよ?」
『へ!?』
「口ひげみてぇになってる」
ウソだけど。
本当はチョット唇のとこに白いのが
くっついてるだけ。
普通に考えたら分かりそうなものなのに
『!?か、カガミ!』
超絶焦ってカバンを漁る姫凪