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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第4章 君に届け(丸井ブン太✴︎夢✴︎WEBリクエスト作品)完結


練習中も姫凪を目で
追ってしまい今日の練習は
ミス連発。

副部長にはどやされるし
突き指なんかもする始末

『あ~あ…なにやってんの~
らしくないねぇ?
いつもは集中力
切れる事なんかないのに』

姫凪が手当てをしながら
苦笑いを浮かべてる

お前のせいだよ…
お前の事が気になって
仕方ねぇんだよ…

「なぁ、今日一緒に帰らねぇ?」

『そうだね。たまには赤也と
2人ってのもいいね。』

…俺はいったい
何をしようとしてるんだろう…
姫凪…俺、多分
お前が好きだ。
今気付くなんて
タイミング良いのか悪いのか

2人きりの帰り道
姫凪が俺に笑いかける
その顔を見てると
気持ちが抑えきれなくなる

「なぁ、今度デートしねぇ?」 

『赤也!?何言ってんの?』

目を丸くする姫凪
もう止まらねぇ…

「俺が丸井先輩を忘れさせてやる
だから、俺の側に居て?」

姫凪を抱き寄せた

『…赤也のバカ…なんで
そんな事今言うかな…』

確信犯だって…。
傷心の姫凪に
付け込むなんて真似してでも
姫凪が欲しかった

「姫凪好きだ…
俺が守るから。
お前がこれ以上傷つかないように…」

『赤也…!ありがとう…」

狙いは的中姫凪と
付き合うことになった

俺らが付き合ったことは
すぐテニス部中に広がった

「お前達そういう関係やったん?
意外じゃの…」

「本当だよ…ブン太に赤也。
恋愛ブームなのか?」

仁王先輩達が俺らを冷やかす

「あほな事言ってねぇで練習しろぃ
ってゆっか赤也、オメデトさん」

丸井先輩は反応薄い
本当に姫凪への
想いは消えたみたいだ
姫凪の丸井先輩への
気持ちもスグ消えるだろうか…

数奇なめぐり合わせで
奇妙な2組の恋人が生まれた
それぞれが様々な想いを
抱きながら、俺らは
幸せに成れることを信じた
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