一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
クソ生意気。
綺麗だとか可愛いだとか
そんなんすっ飛ばして
コイツの印象は
まずそれだった
「姫凪ー?
あったー?」
たむろしてる学生のうちの一人から
飛んで来る声に
『ごめーん!
このオジサン火ないんだってー!』
”使えない”とか付け加えて投げ返し
パタパタと群れに戻って行く
「オジサン、だぁ?」
スーツが馴染んで来たとはいえ
”オジサン”呼ばわりされる歳じゃねぇし。
首根っこ引っ捕まえて
説教したい気持ちをグッと堪えて
コンビニ飯と酒とタバコを買い込んで
家に帰った