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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第48章 小悪魔な甘さ(真波山岳) バレンタイン2019 完結


真波山岳
彼と出会ったのは
偶然だった

「布施!相変わらず
暇そうだな!
自転車競技部に見に来ても良いんだぞ?
俺のクールビューティーな走りを…」

『荒北~
東堂がウザいでーす』

「オレが知るか!
東堂はウゼェのなんか
今更なんだよ!バァカチャン」

「ウザくはないな!!」

放課後
運動部の練習をボーッと見ていた私に
東堂が絡んで来て

『相変わらず仲良しだよね
私バスの時間あるから、じゃあね』

「「仲良くはないな(ネェヨ)!」」

『うわー、仲良し~』

それをいつも都合よく近くに居る
荒北に押し付けて
近付いたバスの時間を確認して
学校を出る

はずなんだけど…

「東堂さーん!
荒北さーん!山登りませんかー?!」

すごい速さでこちらに向かって
走ってきた声に

「ハァ?!嫌だ!
面倒くせぇから!」

「真波か!
俺について来れるかな!?
俺は箱根の山神
眠れる森の美形…」

「また始まった
止めろよ布施チャン!」

『え?いや…バスの時間…』

「??あれ?誰ですか?」

足が止まってしまった
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