• テキストサイズ

一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第47章 痛みにて咲く(角名倫太郎) 生誕記念 完結


「俺ハンバーガーセット
ホットで。
…アンタは?」

『えっと…チーズバーガーとコーラ』

「チーズバーガーとコーラも
これで。」

『あの、お金…』

「俺だけ女子の分払ってないとか
またサイテイって詰められてウザいから
要らねぇよ」

無愛想な優しさも
私への優しさだと思ってしまう

『ご馳走様です!
あの、今度特製のお弁当を…』

「はいはい。
聞き飽きたと思うけど
要らねぇから」

そんな事言っても
食べてくれるのが
私を認め出して来たんだと
勘違いして浮かれてるから

「角名、ええ加減
笑ろうたりや…
姫凪ちゃん可哀想やん」

「期待持たせて振る方が
可哀想じゃん
遊びで良いなら抱いてやれるけど
あー、抱かれたいのかな?アイツ。
ヤるだけなら大歓迎。溜まってるし」

「サイテイ!
女の敵!
サクラに言うたろ!」

「ブッ殺すよ
冗談だって
好きでもないオンナ抱くわけねぇじゃん
つーか、アイツは遊びでも勘弁。
苦手なんだよ、マジ。」

こんな事、聞いてまうねやん。

何かがプツンって切れた
考えようとしなかった
"諦め"が私の頭を身体を駆け抜ける

好かれて無い事は覚悟してた
でも…やっぱり

『つら…い、なぁ…
遊びですら…無理とか
苦手…とか…
嫌われ過ぎやん…』

距離なんか縮むわけない
どんだけ頑張っても
笑っても

嫌われてるなら
意味がないやん
/ 7806ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp