一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第45章 想われ想われ 恋生まれ(五色工)生誕記念 完結
「兄ちゃんには関係ないじゃん!!
これは…そう!
と、友達と今度ピクニックに行くから
その時のお弁当の練習だもん!
量はついつい作っただけ!」
練習なら弁当箱に
ワザワザ詰める必要ないだろ?
それにオマエの友達の活動時間は
基本夜だし
夜のピクニック…なんかエロい!!
「サクラ!
まさかそのピクニックは
男も一緒か!?
兄ちゃんはそんな不純異性交友は…」
「何言ってるの!?
バカなの!?
チョット出かけてくるから!
洗い物は自分でしてね!!
お母さん今日遅いみたいだから!」
俺の心配を他所に
サクラはデカい弁当を抱えて
家から飛び出した
いつからこうなった…
昔は兄ちゃんのお嫁さんになる、なんて
可愛い事を言ってたサクラが…
タバコに火を付けて
サクラ用の飯を冷蔵庫から取り出す
「少ない…」
可愛いプレートに乗った
ミニサイズのオムライス
食べたら余計に腹減る量だろ、コレ。
と、ブツブツ言いながら
ソレをあっさり平らげ
カップ麺でもないかと
アチコチ戸棚を嗅ぎ回って
超メガなヤキソバを
やっとの思いで見つけた
その時
俺の携帯が大きな音を立てた
飲みの誘い!?
ガバッと飛び付いて
また溜め息。
電話の主は
【布施 姫凪】
同じ会社の後輩だった。