一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第40章 ♡小さな幸せ(影山飛雄)生誕記念 完結
俺の声を遮って
部屋を出て行く姫凪に
「最後まで聞けよ、ボケ…
そんなんしなくても
可愛いって言ってやる
つもりだったのに
ボケ姫凪ボケ…」
ボヤいて転がったバレーボールを
指で弾く
でもこの時は
まさか姫凪と及川さんが
付き合うなんて
思ってもなくて
呑気に姫凪の
及川さんへの想いを聞いてた
いや、聞き流してた
それなのに
12月某日
そろそろ俺の誕生日の頃。
『トビオちゃん!!』
部屋のドアが開いて
姫凪が駆け込んで来た