第39章 ♡”いつか”までナイショの話（瀬見英太）生誕記念　完結

「（ホ、ホテル…来ちゃったぞ…！）」

きっかけは偶然だった。

たまたま残業の後
寂しく一人飲みして
終電逃してハシゴして

安い漫喫探してたら
もう会う事もないと思ってた
あの子に会った

カッコつけて助けたその子は
怪我してた

足の怪我は引き摺るとか
無駄に備わった知識が
暴走して
俺はその子を
ホテルに…

手当てが終われば
俺は用済みのはずだった。
漫喫よりも、かなり贅沢な寝床で
のんびり、だけど寂しく
AVで自家発電の予定だったのに…

「（ぐわぁぁ…！どうすんだ！？
帰らないってなに！？）」

俺はパニックになっていた