第39章 ♡”いつか”までナイショの話（瀬見英太）生誕記念　完結

チラッと二人の隣を見たら

若利達より少し小さめの男が二人
一人はアシメっぽい髪型で
着こなしも
スタイリッシュでクールそうだけど

「牛島さん
喉乾きませんか？
何か買って来ましょうか？」

「いや、大丈夫だ。
お前が飲みたいなら買いに行くか？
確か近くにコンビニが…」

「いえ！大丈夫です！
俺はツバでも飲んでます！」

…ナイわー…
これは自分の崇拝する者にしか
心開かないタイプかな？
その心をこじ開ける時間と
見返りが釣り合わない

って。我ながらなんていう見定め方。

自分に呆れながらも
もう一人に視線を移す

『ふーん。
まぁ、そうだよねー
じゃあ、そっちの、お兄さんは？』

背はアシメくんよりは高いし
スタイルも人も良さそうだけど
どことなくセンスは
良く無さそうな…ｺﾎﾝ。

でも身につけてるとモノは
結構ハイブランドなのよねー…