一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第39章 ♡”いつか”までナイショの話(瀬見英太)生誕記念 完結
「こら…天童!」
『セミセミ?へんなあだ名。
なんだキャバ嬢に騙されたの?
可哀想ねー…
でもキャバ嬢も悪い子ばっかじゃ
ないんだよ?
慰めてあげたいけど
今から仕事なのよね
今度暇なら飲みに行こう?
奢ってあげる!』
離された距離をパッと詰め
天童と俺の間に
ズイッと割り込んで
コッソリ懐に挿し込んで来た名刺
『(気が向いたら連絡して?)』
俺にだけ囁かれた言葉と
上目遣い
『じゃあね!
お仕事の時はウチの店って
上司に勧めときなさいよー』
キャバ嬢にしては
フランクな喋り方と
それなのに色気たっぷりな微笑み
耳がカーッと赤くなる音が
酔った頭に響いた