一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第36章 たかが階段ひとつ分(夜久衛輔)生誕記念 完結
布施に背を向けて
戻って来た体育館
相変わらず騒がしい木兎と
それに乗っかって騒ぐ黒尾。
いつもは回し蹴りの
一発でも入れて止めるのに
目はその後ろで
携帯を眺める木葉を追う
睨んでなんになるんだ…って
あれ?
「何見てンだ?」
あっちも睨んでる?
「あ?睨んでねぇよ
つーか、俺を見下ろすな!」
「あぁ?気になった?」
クスッと笑う顔が
超絶に腹立つ
でも、それは顔がムカツクとか
そんなんじゃなくて
「見下されんの嫌いなんだよ
機嫌も悪いんだ
絡んでくんな」
コイツが姫凪をって
思うから腹立つんだ。