一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第36章 たかが階段ひとつ分(夜久衛輔)生誕記念 完結
早くない!?
まだ心の準備が…、否。
『あ!夜久!
ちょうど良かった!
明日のお弁当だけどね?
新作の料理を…』
心の準備なんか
とうに出来てるじゃない!
ガンバレ!私!
満面の笑みで振り返る
震える膝が
かっこ悪いけど
それでも踏ん張って
夜久の目を見据えた
『夜久?どうしたの?
体調悪い?』
見据えた目は
少し潤んでて
元気もなさそうに見えた
「あー…うん……まぁな」
夏バテ?かな?
『じゃあ、明日はさ!
スタミナの付くヤツを
作ってくるから、ね!
それから…さ…!』