一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第36章 たかが階段ひとつ分(夜久衛輔)生誕記念 完結
赤くなりかけた顔を背けると
「しゃーねぇだろ!
今から、告るのも
デリートされたら
堪んねぇじゃん?」
頬に手が掛かって
グイッと向き直らされる
『木葉!?』
「俺にしねぇ?
俺ならお前のコンプレックスも
関係ねぇじゃん?」
顎が跳ね上げられて
「なぁ?
俺を好きになってみねぇ?
俺、お前が好き」
目が覗き込まれる
一瞬ドキッとするけど
『…ごめん…
木葉は好きにならない…
私は夜久が好きだから…』
それは夜久に抱くドキドキじゃない