一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第36章 たかが階段ひとつ分(夜久衛輔)生誕記念 完結
姫凪side
背が低くても
顔が男らしくなくても
キミだから好きなの
そう伝えるのを
ためらい過ぎた
キミの背中しか見えないよ
『おし!今日も上出来!!』
「また衛輔くんにお弁当?」
『うん!約束したから!』
夜久にお弁当を仕上げて
お母さんに笑って答える
「あら、美味しい!
ホント上手ねー!」
『へへ!料理得意だもん!』
お母さんに笑って見せたけど
本当は料理は得意じゃなかった
何回も失敗したし
指も切ったし
早起きは眠いし!
それでも頑張ってるのは
夜久に喜んで欲しいから。